自宅で簡単どぶろく作り



どぶろく醸造のルール

 

 

前述しましたが、そもそも江戸時代では自家需要として家でつくっていたのが「どぶろく」です。それが、明治時代になってから、自家製造するのでも酒税法によって違法行為とされるようになってしまったのです。

 

酒税法に基づく酒類と区分されたわけで、それからは、どぶろく醸造にあたっては、関係当局への許可申請をする必要があります。許可を得ることができれば、もちろんどぶろくの醸造が行えます。作ること自体は大昔の家でもやっていたように、簡単な道具を使って家庭で作るのは難しいものではありません。

 

さて、ここでは「自宅で簡単どぶろく作り」という表題ですが、説明の通り、日本では酒税法により、許可なくして酒類の製造をすることは禁じられているということを前もってご承知置きください。ちなみに「どぶろく特区」とされている場所があります。それは、地域産品としての目的や宗教行事(豊穣祈願など)のためです。

 

こうした特産のどぶろくを製造する地域は日本各地にいろいろ存在しています。大分県杵築市の白鬚田原神社などはかなり昔国税庁の許可を得ていたものですが、2002年の行政構造改革で、地域振興としての構造改革特別区域にされています。

 

特別区内では、どぶろく製造以外に、飲食店、民宿でも、そこで消費するなら販売が許可されています。通称「どぶろく特区」と呼ばれている民宿で地元特産のどぶろくを味わうのは楽しみでもあります。