自宅で簡単どぶろく作り

簡単などぶろくの作り方

 

 

ここからは、家庭でも簡単に作れるどぶろく(濁酒・マッコリ)レシピをお話していきます。

 

まずは、米(もち米でもOK)を炊きます。例として量は3合とします。この米を普通に炊いてもいいのですが、お勧めなのはセイロで蒸す方法です。ただ、最近の家にはなかなか無いでしょう。そこで、炊飯器なら、水の量をやや減らして、その代わりに少し日本酒を加えてみてください。これで、まるで蒸らしているかのように炊けます。

 

日本酒を加えることで米の芯が残りにくくなります。芯が残っていると、どぶろく作りの最後までこの芯が邪魔をしてします。

 

水については、普通の水道水を使うので問題ありませんが、カルキが含まれていますから、そでが発酵の妨げになる可能性も出てきます。万全を期すなら販売されて水を使った方がいいでしょう。

 

米が炊けたら、そこに乾燥米麹、ドライイースト(量:スプーン半分程度)、乳酸菌を混ぜ入れます。3合なら乾燥米麹は200グラムです。乳酸菌は、他の雑菌の繁殖を防止するために入れます。しっかり混ぜ合わせてから容器に移します。

 

ポイントはしっかりフタを閉めないことです。それは中で米が発酵しだすと炭酸が発生するからで、それを逃がさなければなりません。

 

さて、米麹は次第に米から糖分へと変化していき、今度はイーストが糖分をアルコールと炭酸に変えていきます。温度が下がってしまうと発酵が遅くなるので、寒い時期などは保温バックに入れた方が無難でしょう。夏ならそのままでも大丈夫です。この状態で3日ほど待てば、どぶろくの原料として完成します。これを絞って飲むこともできます。